マイアミのサウスビーチ地域にあるドリーム サウス ビーチは、徐々に旅行需要が回復しつつある中、柔軟なキャンセルポリシーの提供により予約の獲得に成功しています。
マイアミのサウスビーチ地域にあるドリーム サウス ビーチは、徐々に旅行需要が回復しつつある中、柔軟なキャンセルポリシーの提供により予約の獲得に成功しています。
107 室
小規模なホテルチェーン
VIP Access 提携施設
マイアミビーチからすぐのドリーム サウス ビーチは、上質なサービスとアールデコ様式で知られるホテルですが、新型コロナウイルス (COVID-19) 感染症が広まるにつれ、太陽が降り注ぐ活気に満ちたサウスビーチ地区がゴーストタウンに変わっていくのを目の当たりにしました。キャンセルが急増し、3 月 20 日には、マイアミビーチ市はすべてのホテルを完全封鎖する決断を下しました。
ドリーム サウス ビーチが営業を再開できるようになった 6 月には、稼働率は通常よりも低く、スタッフを削減しなければならない状況でした。ドリーム サウス ビーチの収益管理部エリアディレクターであるオリビア イェラン ナム氏にとって、マーケットの需要をより多く獲得するためには、効果的なアプローチの検討が必要だったのです。
長年 Expedia Group をご利用のナム氏は、地元の競合施設のパフォーマンスを把握するため、Partner Central の分析機能を活用されました。分析機能のデータをもとに、弊社の営業担当とナム氏は今後の予約増に向けた効果的な戦略の作成に臨みました。
オリビア イェラン ナム氏
収益管理部エリアディレクター
ドリーム サウス ビーチ ホテル
ナム氏は、お客様が迷わず予約できる環境を整える必要があると判断しました。キャンセル料無料や変更可能な料金プランを提供し、柔軟なキャンセルポリシーを設定したホテルは、より多くの販売室数を獲得していたのです。渡航制限が刻々と変化する中、旅行者は、チェックイン 24 時間前までのキャンセル料無料の全額返金可能な料金プランを希望されていました。
そこでナム氏は、Partner Central で新しいキャンセルポリシーを追加。この自動プロセスの追加により、旅行者が予約を各自で変更できるようになっただけでなく、施設様もお客様対応の時間を削減し、日々の管理業務の簡素化を進めることができました。
新たなポリシーの設定後、すぐに予約数は増加しました。ナム氏は旅行者の動向を考慮し、可能な限り直前まで無料でキャンセルできるよう設定されたため、その効果もより大きかったのです。
8 月の販売室数を見ると、ドリーム サウス ビーチはサウスビーチにあるホテルの中で上位 3 位に入り、同じ星評価の施設の中では 1 位を記録しました。また、ドリーム サウス ビーチのキャンセル率は、競合施設と比べて 7% 以上低い結果となっています。
未来を見据えて
ナム氏は、返金可能な料金プランと柔軟に旅程を変更できるキャンセルポリシーを提供することで、旅行者が検索結果を「キャンセル料無料」の条件で絞り込んだときにも施設が表示され、予約を促進することが出来たと考えています。
予約状況は、徐々に通常レベルまで回復しつつあり、実際のところ週末には前年度とほぼ同じ件数の予約が入っています。このためナム氏は、こうしたキャンセル料無料の返金可能な料金プランの提供を翌年半ばまで延長する戦略を立てました。
国内外からのお客様に早期に安心してご予約いただける機会を用意し、旅行需要の回復にあたり、サウスビーチの競合施設に先駆けて今後もドリームサウスビーチをアピールしていく予定です。